【逆張り】ボリンジャーバンド+RSI攻略手法を検証してみた

【逆張り】ボリンジャーバンド+RSI攻略手法を検証してみた

こんにちはタキオです。

今回の検証する手法はあるサイトに載っていた手法です。
ボリンジャーバンドとRSIを使った逆張り手法です。

この手法はバイナリーオプション界隈では有名な手法ですね。
買われすぎ売られすぎを判断するRSIとボリンジャーバンドを組み合わせた手法です。
買われすぎ売られすぎの状態から、さらにボラリティが高くなった所を狙う完全な逆張り手法です。

では、早速検証の方を進めていこうと思います。
余談ですが私はボリンジャーバンドの『ボ』を『ポ』を間違えて憶えてたので、長い間ポリンジャーバンドと呼んでました。そのせいか、今でも癖が抜けずポリンジャーバンドと呼んでしまう時があります。

取引条件

通貨ペア:指定なし
エントリースタイル:逆張り
時間足:1分足
取引時間:5分ターボ
使用するインジケーター:ポリンジャーバンド、RSI

ポリンジャーバンド:期間21、偏差3

RSI:デフォルト設定

ポリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心にその上下には標準偏差を表示します。 移動平均線の向きや標準偏差の拡大や収縮を利用し、トレンドの方向性や強弱を分析するインジケーターです。

google

RSI

一般的にRSIが70%を超えた場合は買われすぎと判断でき、売りのサインとなります。 逆に30%を下回った場合は売られすぎと判断でき、買いのサインとなります。 例えば上昇トレンドが発生した場合、RSIが70%を超えていなければまだまだ上昇余地はあり、70%を超えていれば上昇トレンドの転換と分析することが可能です。

google

エントリー条件

■HIGHエントリー

①ローソク足が-3σにタッチ
②RSIが30以下

■LOWエントリー

①ローソク足が+3σにタッチ
②RSIが70以上

この条件だと連続でサインが出るので、

HIGHエントリー:前足の安値が-3σにタッチしてないこと
LOWエントリー:前足の高値が+3σにタッチしてないこと

の条件を加えて検証しています。

サインツール作成

矢印サインツールを作成しました。特に問題なさそうですね。
条件を満たしたら即エントリーなので、矢印が出てから5分後が判定となります。(5分ターボ)

うまく反発している所もあれば、ポリンジャーバンドのエクスパンションからバンドウォークになっちゃってる箇所もありますね。

検証結果

このサインツールを使ってTDSで検証した結果がこちらです。

通貨USDJPY ○の数391 buy○230
掛金1000 ×の数363 buy×204
ペイアウト1.85 合計754 sell○161
期間2024.03.01 03:03 勝率51.9% sell×159
 2024.06.21 18:02    buy勝率53.0%
   最終損益-30650 sell勝率50.3%
   最大利益9250   
   最大損失-32600 日数112
   連勝数8 1日あたり6.73
   連敗数9   
   PF0.92   

資産の推移をエクセルでグラフ化してみました。

5分ターボの損益分岐点54.05%に対して勝率51.9%でした。
1日あたりの取引回数は6.73回でした。
なんか惜しいですね。

もう1通貨検証してみます。

通貨EURUSD ○の数289 buy○151
掛金1000 ×の数288 buy×157
ペイアウト1.85 合計577 sell○138
期間2024.03.01 05:36 勝率50.1% sell×131
 2024.06.21 23:58    buy勝率49.0%
   最終損益-42350 sell勝率51.3%
   最大利益16450   
   最大損失-43450 日数112
   連勝数8 1日あたり5.15
   連敗数11   
   PF0.85   

途中から右肩下がりになっちゃってますね。強いトレンドが発生すると負け続きになるようです。

もう1通貨検証してみます。

通貨GBPJPY ○の数302 buy○167
掛金1000 ×の数298 buy×181
ペイアウト1.85 合計600 sell○135
期間2024.03.01 03:02 勝率50.3% sell×117
 2024.06.21 23:41    buy勝率48.0%
   最終損益-41300 sell勝率53.6%
   最大利益2950   
   最大損失-48650 日数112
   連勝数8 1日あたり5.36
   連敗数7   
   PF0.86   

やはり負けちゃってますね。

USDJPYに1分ターボと3分ターボで追加検証してみました

USDJPYがなんか惜しかったので1分ターボと3分ターボを追加で検証してみました。

USDJPY 1分ターボ

通貨USDJPY ○の数392 buy○212
掛金1000 ×の数399 buy×243
ペイアウト1.85 合計791 sell○180
期間2024.03.01 03:03 勝率49.6% sell×156
 2024.06.21 17:58    buy勝率46.6%
   最終損益-65800 sell勝率53.6%
   最大利益3050   
   最大損失-65800 日数112
   連勝数7 1日あたり7.06
   連敗数10   
   PF0.84   

USDJPY 3分ターボ

通貨USDJPY ○の数391 buy○235
掛金1000 ×の数379 buy×206
ペイアウト1.85 合計770 sell○156
期間2024.03.01 03:03 勝率50.8% sell×173
 2024.06.21 18:00    buy勝率53.3%
   最終損益-46650 sell勝率47.4%
   最大利益10100   
   最大損失-46650 日数112
   連勝数8 1日あたり6.88
   連敗数11   
   PF0.88   

他の時間帯でも勝率50%付近でダメですね。
判定時間を少し変えるだけでもグラフの挙動が結構変わりますね。

USDJPYに条件を加えて検証してみました

トレンドが発生している時は負ける可能性が高いと思い条件を加えて検証してみました。
加えた条件は

前足日足の高値を上回っていないこと
前足日足の安値を下回っていないこと

この検証結果がこちらです。

USDJPY 5分ターボ

通貨USDJPY ○の数282 buy○173
掛金1000 ×の数240 buy×152
ペイアウト1.85 合計522 sell○109
期間2024.03.01 03:03 勝率54.0% sell×88
 2024.06.21 16:49    buy勝率53.2%
   最終損益-300 sell勝率55.3%
   最大利益14150   
   最大損失-8100 日数112
   連勝数10 1日あたり4.66
   連敗数10   
   PF1   

損益分岐点近くまで勝率が上がりましたね。
1日の取引回数は減りましたがあと少しでプラス領域です。

まとめ

今回のRSIとボリンジャーバンドを組み合わせた手法の検証結果ですが、なんか惜しい感じです。
エクスパンションからバンドウォークになっちゃえば負けちゃいますね。
相殺する手法と組み合わせればプラス領域になるような気がしますね。

この手法はもう少し詰めれば実戦で使用出来る手法になる可能性を秘めているのではないかと思います。

お前もうちょっと、がんばって検証しろ

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