【逆張り】ボリンジャーバンドのみを使用した攻略手法を検証してみた
こんにちはタキオです。
今回検証する手法は某動画サイトに掲載されていた手法です。
ボリンジャーバンドのみを使用した逆張り攻略手法だそうです。
投資大国アメリカで開催されたバイナリーオプションの大会でランキング1位を獲得し、たったの1日で1500万円という驚愕の金額を叩き上げた、その優勝者が常時扱っている手法だそうです。
シンプルな手法なので、始めたての方であったとしてもすぐに実践できるほど簡単な手法だそうです。
これは期待出来そうですね!!
では早速検証の方を進めていきましょう!!
取引条件
通貨ペア:指定なし
エントリースタイル:逆張り
時間足:1分足
取引時間:1分
使用するインジケーター:ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンド:期間20、偏差2.0
ボリンジャーバンド逆張り
ボリンジャーバンドを使った逆張りは、価格がバンドの上限や下限に到達して反発するタイミングを狙ってエントリーする戦略です。ボリンジャーバンドは価格の過熱感を判断するために役立ち、特にレンジ相場で逆張りが効果的です。
以下は、ボリンジャーバンドを使った逆張り戦略のポイントです:
1. エントリーポイントの確認
- 買いエントリー:価格がボリンジャーバンドの下限(-2σ)にタッチまたは一時的にブレイクした際、価格が下げ止まり、反発のサインが確認できれば買いを検討。
- 売りエントリー:価格がボリンジャーバンドの上限(+2σ)にタッチまたは一時的にブレイクした際、価格が上げ止まり、反発のサインが確認できれば売りを検討。
2. エントリーのタイミング
エントリーの際は、次のような追加のシグナルを参考にすることで、エントリーポイントの精度を高められます。
- ローソク足の反発パターン:ボリンジャーバンドの上限や下限付近で「ピンバー」や「包み足」などの反発サインが出ると、価格が転換しやすい。
- RSIやストキャスティクスなどのオシレーター:相場の過熱感を確認できるオシレーターが70以上(売りシグナル)または30以下(買いシグナル)になっているかを確認。
3. 利益確定と損切り
- 利益確定:価格がボリンジャーバンドの中央線(移動平均線)に戻ったところで利確するのが一般的。
- 損切り:ボリンジャーバンドの上下限を突き抜けてトレンドが強まった場合、逆方向にポジションが不利になるため損切りを行います。
注意点
ボリンジャーバンドの逆張り戦略は、レンジ相場で特に効果的ですが、トレンド相場ではバンドを突き抜ける動きが続くため、逆張りが通用しない場合があります。そのため、トレンドの有無を確認し、必要に応じて移動平均線や他のインジケーターを活用するとリスク管理がしやすくなります。
このようなポイントを意識することで、ボリンジャーバンドを活用した逆張りの精度を高めることができます。
引用元:ChatGPT
エントリー条件
サインツール作成
矢印サインツールを作成しました。
サインの数はなかなか多い感じです。
サインの次足できちんとエントリー出来ていますね。問題ないようです。
検証結果
このサインツールを使ってMT4のTDSで検証した結果がこちらです。
通貨 | USDJPY | ○の数 | 295 | buy○ | 165 | ||
掛金 | 1000 | ×の数 | 356 | buy× | 181 | ||
ペイアウト | 1.95 | 合計 | 651 | sell○ | 130 | ||
期間 | 2024.09.02 00:05 | 勝率 | 45.3% | sell× | 175 | ||
2024.10.28 02:50 | buy勝率 | 47.7% | |||||
最終損益 | -75750 | sell勝率 | 42.6% | ||||
最大利益 | -750 | ||||||
最大損失 | -75750 | 日数 | 56 | ||||
連勝数 | 6 | 1日あたり | 11.63 | ||||
連敗数 | 11 | ||||||
PF | 0.7 |
USDJPYの勝率は45.3%で1日あたりの取引回数は11.63回でした。
全然勝率が高くないですね。
この勝率で1日で1500万円をどうやって稼ぐのか疑問です。
試しに、サインが出た足の条件を変更してみます。
検証結果2
サインが出た足について条件を付けて検証してみます。
ハイエントリー:サインが出た足が陽線
ローエントリー:サインが出た足が陰線
という条件で検証してみます。
通貨 | USDJPY | ○の数 | 182 | buy○ | 82 | ||
掛金 | 1000 | ×の数 | 205 | buy× | 110 | ||
ペイアウト | 1.95 | 合計 | 387 | sell○ | 100 | ||
期間 | 2024.09.02 01:57 | 勝率 | 47.0% | sell× | 95 | ||
2024.10.28 02:05 | buy勝率 | 42.7% | |||||
最終損益 | -32100 | sell勝率 | 51.3% | ||||
最大利益 | 2400 | ||||||
最大損失 | -33050 | 日数 | 56 | ||||
連勝数 | 6 | 1日あたり | 6.91 | ||||
連敗数 | 6 | ||||||
PF | 0.75 |
USDJPYの勝率は45.3%→47.0%で1日あたりの取引回数は11.63回→6.91回でした。
ほんの少しですが勝率が上がりました。しかし、取引回数は半減していますね。
さらに条件を追加してみます。
検証結果3
さらに条件を追加して検証してみます。
ハイエントリー:サインが出た2つ前の足がボリンジャーバンド-2σにタッチしていない
ローエントリー:サインが出た2つ前の足がボリンジャーバンド+2σにタッチしていない
この条件を加えてみました。
バンドウォークが発生している場面で連敗が発生していたので、バンドウォークでははサインを出さないイメージです。
通貨 | USDJPY | ○の数 | 72 | buy○ | 36 | ||
掛金 | 1000 | ×の数 | 75 | buy× | 42 | ||
ペイアウト | 1.95 | 合計 | 147 | sell○ | 36 | ||
期間 | 2024.09.02 01:57 | 勝率 | 49.0% | sell× | 33 | ||
2024.10.28 02:05 | buy勝率 | 46.2% | |||||
最終損益 | -6600 | sell勝率 | 52.2% | ||||
最大利益 | 2750 | ||||||
最大損失 | -7550 | 日数 | 56 | ||||
連勝数 | 5 | 1日あたり | 2.63 | ||||
連敗数 | 6 | ||||||
PF | 0.82 |
USDJPYの勝率は45.3%→49.0%で1日あたりの取引回数は11.63回→2.63回でした。
少し勝率を上げる事ができましたが、損益分岐点52.60%を超える事ができませんでした。
これ以上、条件を追加すると取引回数がさらに減ってしまいますので、今回はこれぐらいにしておきます。
まとめ
今回の手法はボリンジャーバンドだけを使用した手法でしたが、全然勝率が良くありませんでした。
たったの1日で1500万円という驚愕の金額を叩き上げたという事だったはずですが、全く嘘の手法でしたね。
この手法はバンドウォークが発生してしまうと連敗してしまうので条件を加えたのですが、それでも損益分岐点までは勝率を上げる事ができませんでした。
全然ダメそうだね
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