【逆張り】RSI+RVI攻略手法を検証してみた
こんにちはタキオです。
今回の検証する手法はあるサイトに載っていた手法です。
RVIとRSIを使った逆張り手法です。
買われすぎ売られすぎを判断するRSIとボラティリティ(変動率)を見るRVIを組み合わせた手法ですね。
RVIで相場の変動幅の強さを確認した後にRSIで通貨ペアの過熱度を計れば、安全かつ確実な逆張りを行う事が出来るらしいです。
個人的に検証でRSIは良く使うのですが、RVIはあまり使った事がありませんでした。
この手法は盲点でしたね。
では、早速検証の方を進めていこうと思います。
取引条件
通貨ペア:指定なし
エントリースタイル:逆張り
時間足:5分足
取引時間:5分
使用するインジケーター:RSI、RVI
RSI:デフォルト設定
※RSIはサイキックスさんが開発したカスタムインジケーターを使用しています。
なぜ使用しているかというと、パラメーターにRSIの通知ライン(30、70)が組み込まれているからです。
これは、後に最適化をする際に条件振りをする事ができるから便利ですね。
私のように検証する人にはおすすめなインジケーターです。
リンク先を以下に貼っておきますね。
RSI
一般的にRSIが70%を超えた場合は買われすぎと判断でき、売りのサインとなります。 逆に30%を下回った場合は売られすぎと判断でき、買いのサインとなります。 例えば上昇トレンドが発生した場合、RSIが70%を超えていなければまだまだ上昇余地はあり、70%を超えていれば上昇トレンドの転換と分析することが可能です。
google
RVI:デフォルト設定
RVI
RVI(アールブイアイ)とは、Relative Vigor Index(相対活力指数)の略で、テクニカル分析のひとつです。マーケットや銘柄のボラティリティ(変動率)の拡大や縮小を視覚的に判断するために使用されます。
google
エントリー条件
■HIGHエントリー
①RVIラインがシグナルラインを上抜いた次足
②RSIが30以下
■LOWエントリー
①RVIラインがシグナルラインを下抜いた次足
②RSIが70以上
RVIラインがシグナルラインを抜いたタイミングでRSI(30、70)を抜けるのでサインが出ません。
過去3本足以内にRSI(30、70)が入っているという条件に変更しました。
また、RVIラインがシグナルラインを抜いたタイミングでエントリーだと、まだサインが確定していないので次足としました。
サインツール作成
矢印サインツールを作成しました。
矢印も連続で出ていませんね。
特に問題なさそうです。
矢印が出た次足始値できちんとエントリー出来ていますね。問題なさそうです。(負けていますが。。。)
検証結果
このサインツールを使ってMT4のTDSで検証した結果がこちらです。
通貨 | USDJPY | ○の数 | 210 | buy○ | 85 | ||
掛金 | 1000 | ×の数 | 176 | buy× | 78 | ||
ペイアウト | 1.85 | 合計 | 386 | sell○ | 125 | ||
期間 | 2024.03.01 03:05 | 勝率 | 54.4% | sell× | 98 | ||
2024.06.26 18:30 | buy勝率 | 52.1% | |||||
最終損益 | 2500 | sell勝率 | 56.1% | ||||
最大利益 | 20150 | ||||||
最大損失 | 400 | 日数 | 117 | ||||
連勝数 | 10 | 1日あたり | 3.3 | ||||
連敗数 | 7 | ||||||
PF | 1.01 |
損益分岐点54.05%を超えて勝率54.4%でした。ギリギリ勝ちですね。
1日あたりの取引回数は3.3回でした。
過去3本足以内にRSI(30、70)が入っているという条件から、過去2本足以内に条件を変更してみました。
通貨 | USDJPY | ○の数 | 132 | buy○ | 51 | ||
掛金 | 1000 | ×の数 | 102 | buy× | 38 | ||
ペイアウト | 1.85 | 合計 | 234 | sell○ | 81 | ||
期間 | 2024.03.01 04:10 | 勝率 | 56.4% | sell× | 64 | ||
2024.06.26 18:30 | buy勝率 | 57.3% | |||||
最終損益 | 10200 | sell勝率 | 55.9% | ||||
最大利益 | 21850 | ||||||
最大損失 | -1300 | 日数 | 117 | ||||
連勝数 | 9 | 1日あたり | 2 | ||||
連敗数 | 5 | ||||||
PF | 1.1 |
勝率54.4%→勝率56.4%になりました。
1日あたりの取引回数は3.3回→2.0回に減ってしまいましたが良い感じです。
条件を加えて検証してみた
なかなか良い結果になったので、いくつか条件を加え検証してみました。
加えた条件は内緒です。すみません。
通貨 | USDJPY | ○の数 | 142 | buy○ | 54 | ||
掛金 | 1000 | ×の数 | 95 | buy× | 35 | ||
ペイアウト | 1.85 | 合計 | 237 | sell○ | 88 | ||
期間 | 2024.03.01 03:05 | 勝率 | 59.9% | sell× | 60 | ||
2024.06.26 18:30 | buy勝率 | 60.7% | |||||
最終損益 | 25700 | sell勝率 | 59.5% | ||||
最大利益 | 30750 | ||||||
最大損失 | -50 | 日数 | 117 | ||||
連勝数 | 8 | 1日あたり | 2.03 | ||||
連敗数 | 5 | ||||||
PF | 1.27 |
勝率を59.9%まで上げる事ができました。目標の60%以上まであと少しです。
ただ、1日の取引回数は2.03回と少ないですね。
マーチンゲールで検証してみた
この結果が連敗数が最大連続5回だったので、マーチンゲールを行うと良い結果になると思ったので検証してみました。
FXにおけるマーチンゲール法とは、ギャンブルで用いられる戦略の1つで、その基本的な考え方は「負けたら次に賭ける金額を倍にし、勝ったら最初の賭け金に戻す」という戦略です。
google
マーチンゲール無し 1000円
マーチンゲール1回 1000円→2000円
マーチンゲール2回 1000円→2000円→4000円
マーチンゲール3回 1000円→2000円→4000円→8000円
マーチンゲール4回 1000円→2000円→4000円→8000円→16000円
1000円スタートでもマーチン4回16000円以上になると負けた時に精神的にダメージが大きいと感じたのでこれくらいにしておきます。
マーチンゲール回数が多すぎると負けた時の損失がでかいです。
まとめ
今回の検証は実はあまり期待していませんでしたが、思ったより勝率が高くてびっくりしました。
ただ、あくまで過去データの検証ですので、今後も良い結果になるとは限りませんね。
取引回数も1日あたり2回から3回と少ないですね。
因みにUSDJPYに合わせて条件を組み込んだので、他通貨はあまり良い結果ではありませんでした。
通貨によって、条件を変更して作りこんでいく必要があると感じました。
もう少しがんばれよ
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