【順張り】ボリンジャーバンド+エンベロープ+RSI攻略手法を検証してみた

【順張り】ボリンジャーバンド+エンベロープ+RSI攻略手法を検証してみた

こんにちはタキオです。

今回検証する手法は某サイトに掲載されていた手法です。
ボリンジャーバンドとエンベロープとRSIを使用した順張り手法です。

『難しい1分取引をシンプルに攻略する順張り必勝法』だそうです。

買われすぎ売られすぎをRSIで判断し、ボリンジャーバンドがエンベロープを抜けた所で順張りエントリーする手法だそうです。
ボリンジャーバンドのエクスパンションを狙った手法ですね。

どんな結果になるのか楽しみです。

では早速検証の方を進めていきましょう!!

取引条件

通貨ペア:指定なし
エントリースタイル:順張り
時間足:1分足
取引時間:1分
使用するインジケーター:ボリンジャーバンド、エンベロープ、RSI

ボリンジャーバンド:期間20、偏差2.0

エンベロープ:期間20、偏差0.05

RSI:期間7、レベル表示30%、レベル表示70%

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心にその上下には標準偏差を表示します。 移動平均線の向きや標準偏差の拡大や収縮を利用し、トレンドの方向性や強弱を分析するインジケーターです。

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エンベロープ

エンベロープ(移動平均乖離率バンド)は、移動平均線に対して一定の乖離を持つ伴線を引いてバンド(帯域)を表示したものです

google

RSI

一般的にRSIが70%を超えた場合は買われすぎと判断でき、売りのサインとなります。 逆に30%を下回った場合は売られすぎと判断でき、買いのサインとなります。 例えば上昇トレンドが発生した場合、RSIが70%を超えていなければまだまだ上昇余地はあり、70%を超えていれば上昇トレンドの転換と分析することが可能です。

google

エントリー条件

HIGHエントリー
  • RSIが70%以上を推移
  • ボリンジャーバンドがエンベロープを上抜け
  • 次足でハイエントリー
LOWエントリー
  • RSIが30%以下を推移
  • ボリンジャーバンドがエンベロープを下抜け
  • 次足でローエントリー

サインツール作成

矢印サインツールを作成しました。
矢印も連続で出ていませんね。
特に問題なさそうです。

なんか負けている箇所が多いように見えますが。。。

ボリンジャーバンドがエンベロープにクロスした次足でエントリー出来ていますね。
サインは問題ないようです。

検証結果

このサインツールを使ってMT4のTDSで検証した結果がこちらです。

通貨 USDJPY ○の数388 buy○197
掛金1000 ×の数540 buy×260
ペイアウト1.95 合計928 sell○191
期間2024.03.01 09:23 勝率41.8% sell×280
 2024.07.15 02:22    buy勝率43.1%
   最終損益-171400 sell勝率40.6%
   最大利益3250   
   最大損失-171400 日数136
   連勝数8 1日あたり6.82
   連敗数10   
   PF0.61   

USDJPYの勝率は41.8%で1日あたりの取引回数は6.82回でした。

とても安定して負けていますね。
しかも勝率が低いですね。

他通貨でも検証してみます。

通貨 EURUSD ○の数286 buy○134
掛金1000 ×の数321 buy×149
ペイアウト1.9 合計607 sell○152
期間2024.03.01 09:08 勝率47.1% sell×172
 2024.07.15 00:02    buy勝率47.3%
   最終損益-63600 sell勝率46.9%
   最大利益2800   
   最大損失-67200 日数136
   連勝数6 1日あたり4.46
   連敗数8   
   PF0.76   

EURUSDの勝率は47.1%で1日あたりの取引回数は4.46回でした。

他通貨でも検証してみます。

通貨 GBPJPY ○の数528 buy○256
掛金1000 ×の数679 buy×339
ペイアウト1.9 合計1207 sell○272
期間2024.03.01 02:10 勝率43.7% sell×340
 2024.07.15 02:22    buy勝率43.0%
   最終損益-203800 sell勝率44.4%
   最大利益900   
   最大損失-204600 日数136
   連勝数8 1日あたり8.88
   連敗数13   
   PF0.66   

GBPJPYの勝率は43.7%で1日あたりの取引回数は8.88回でした。

全体的に勝率が低いですね。

トレンド相場は3割、レンジ相場は7割と言われていますので、エクスパンションが発生してもバンドウォークにならずに反発しているような気がしますね。

トレンド相場とは、相場が継続的に上昇、あるいは下降局面に向かっている相場のことです。 FXでは相場全体のうち、トレンド相場が3割、レンジ相場が7割と言われています。 現在市場がレンジ相場なのか、トレンド相場なのかはさまざまなローソク足やテクニカル指標で確認ができます。

google

だったらサインを逆にしてみたらどうなるのか検証してみます。

矢印サインを逆にして検証してみた

矢印サインを逆にしてみた結果がこちらです。

通貨 USDJPY ○の数483 buy○242
掛金1000 ×の数445 buy×229
ペイアウト1.95 合計928 sell○241
期間2024.03.01 09:23 勝率52.0% sell×216
 2024.07.15 02:22    buy勝率51.4%
   最終損益13850 sell勝率52.7%
   最大利益16000   
   最大損失-14300 日数136
   連勝数9 1日あたり6.82
   連敗数8   
   PF0.92   

USDJPYの勝率は41.8%52.0%で1日あたりの取引回数は6.82回6.82回でした。

ペイアウト率が1.95倍なので損益分岐点51.28%を超えましたね。

他通貨でも検証してみます。

通貨 EURUSD ○の数282 buy○146
掛金1000 ×の数325 buy×178
ペイアウト1.9 合計607 sell○136
期間2024.03.01 09:08 勝率46.5% sell×147
 2024.07.15 00:02    buy勝率45.1%
   最終損益-71200 sell勝率48.1%
   最大利益1700   
   最大損失-71200 日数136
   連勝数8 1日あたり4.46
   連敗数8   
   PF0.74   

EURUSDの勝率は47.1%46.5%で1日あたりの取引回数は4.46回4.46回でした。

ペイアウト率が1.90倍なので損益分岐点は52.63%ですね。

順張り時と勝率があまり変わりませんでしたね。

他通貨でも検証してみます。

通貨 GBPJPY ○の数595 buy○273
掛金1000 ×の数612 buy×339
ペイアウト1.9 合計1207 sell○322
期間2024.03.01 02:10 勝率49.3% sell×273
 2024.07.15 02:22    buy勝率44.6%
   最終損益-76500 sell勝率54.1%
   最大利益15400   
   最大損失-107600 日数136
   連勝数11 1日あたり8.88
   連敗数9   
   PF0.83   

GBPJPYの勝率は43.7%49.3%で1日あたりの取引回数は8.88回8.88回でした。

まとめ

今回検証した手法はボリンジャーバンドのエクスパンションを狙った手法でしたが、勝率が低い結果でした。

しかし、サインを逆にするとUSDJPYに限り、勝率52.0%で損益分岐点51.28%を超える事が出来ました。

一般的にトレンド相場が3割レンジ相場が7割と言われているので、エクスパンションが発生してもバンドウォークにならずに反発している場面が多く、それが勝率に影響しているような気がしますね。

毎回検証して思うのですが、サイトなどに載っている手法は嘘ばかりなので、鵜呑みにしないできちんと検証してあげないとダメですね。

そうなんだね

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